研究によると、脳の両半球の連結状態が良好であるほど、学習や創造性に関わる脳の潜在能力は増すようです。実は、天才と呼ばれる人たちは、この左右の脳の連動が良好な状態にあったと考えられているのです。
例えば、アインシュタインは数学では落第しており、バイオリニストとして、また画家として優れていたことが知られています。アインシュタインは、彼の「相対性理論」誕生のきっかけとなった時のことを次のように描写しています。
「ある夏の日、丘の上に一人でいた彼は空想にふけり、自分自身が太陽光線に乗り、宇宙の果てまで飛んでいくのを想像しました。ところが、心の目で彼は自分が太陽の方に戻っていく姿を見ました。その一瞬の閃きは、その想像は宇宙が屈曲していることを暗示していました。また、空間、光、時間もまた屈曲していなければなりませんでした。」
この話からも分かるように、「相対性理論」は、彼は論理的な思考によって生み出されたわけではなく、空想している最中にイメージの力によって生み出されたのです。つまり、これは左右脳がシンクロナイズした、アインシュタインの思考から生まれてきたことを示しています。
私たちが恩恵を受けている多くの科学や芸術等が、こうした天才と呼ばれる人たちの左右脳のシンクロから生まれてきたことは疑う余地はありません。
我々が平凡な才能しか発揮できない多くの原因は、左脳中心の教育の産物だと考えられます。我々が才能の多くを出すことができる状態は、左右脳(つまり全脳)が共同活性化した状態でこそ、その能力や才能を十分に発揮できるわけなのです。 |